コンシュマーズ京都について

2005年度事業報告書


2005年度事業報告書
特定非営利活動法人
コンシューマーズ京都(京都消団連)
1 事業の成果
 


(活動の基調)
・NPO法人として実質2年目、これまでの活動の経験のうえにあらたな発展をめざして活動をすすめました。 ・コンシューマーズ京都の活動の基本的な方向をしめす「わたしたちがめざすもの」を確認しました。

・「ごはん食拡大」「蛍光管適正処理」「ユビキタス」「JAS表示」など、助成金等をいかした事業によって活動の幅をひろげてきました。
・こんごの発展のためにはマンパワーの結集が必要であり、そのための自主財源強化が課題としてうかびあがっています。
・こんごの発展をたしかなものにするために中期的なビジョンの作成が必要になっています。


(主要課題ごとのまとめ)

    1 消費者問題
     

    ・団体訴権制度の実現にむけて全国の消費者団体とともに活動をすすめました。
    ・団体訴権をいかすネットワークづくりをめざして京都消費者契約ネットワークとの連携について検討をすすめてきました。京都消費者契約ネットワーク事務所がコンシューマーズ京都の事務所におかれました。
    ・12月3日に消費者支援機構関西が結成されました。その準備の段階から活動に参加し、理事派遣団体になりました。
    ・3月4日には京都消費者契約ネットワークなどとともに「消費者団体訴訟制度」学習会を開催しました。
    ・消費者基本計画の具体化にむけて意見反映につとめてきました。
    ・京都府、京都市の消費者行政充実にむけて意見反映につとめてきました。

    2 食の安全・安心

    ・食の安心・安全のシステムづくりにむけてとりくみをすすめてきました。
    ・京都府、京都市の食品衛生監視指導計画に関わり意見をのべてきました。
    ・京都府の条例については12月議会で採択されました。こんご条例にもとづく個別施策と推進体制の具体化が課題になっています。
    ・BSE問題については4月と9月にセミナーを開催し、問題点を整理し、食品安全員会の検討過程に意見を表明しました。とくにアメリカの牛肉輸入問題については問題が多いことを指摘し、日本の政府の責任を問いかけてきました。
    ・食料問題と「地産地消」を課題として普及啓発のとりくみをすすめました。
    ・食の農産物あんしんネットワークの理事派遣団体として活動に参加してきました。
    ・ごはん食拡大推進事業として「ごはんバンザイ 京のおばんざい」企画にとりくみました。
    ・JAS表示制度学習企画、ユビキタス啓発事業にとりくみました。

    3 環境

    ・地球温暖化に関わっては2006年2月16日に京都議定書発効1年記念行事を地球温暖化防止京都ネットワークなど多くの環境問題にとりくむ市民団体と共同で成功させるためにとりくみました。
    ・京都市地球温暖化対策条例につづき京都府地球温暖化対策条例が12月議会で採択されました。条例案検討段階では地球温暖化防止京都ネットワークの意見反映活動に参加しました。
    ・循環型社会形成にむけては「環境省平成17年度循環型社会形成実証事業」として蛍光管の適正処理をめざす事業にとりくみました。
    ・化学物質汚染とリスクに関しては、くらしと協同の研究所の自主研究会「化学物質リスク研究会」の活動をすすめました。
    ・原発の安全管理に関わっては美浜原発事故の事後対応をめぐって関西消費者団体連絡懇談会として関西電力との懇談を継続してきました。

    4 くらし

    ・国民の立場にたった税制改革、社会保障の充実をもとめるということから第36回京都消費者大会で税金・社会保障をテーマに交流する場をもちました。
    ・「大型間接税に反対する京都府民連絡会」に結集し共同の活動をすすめてきた諸団体との協議により「府民連絡会」を改組し「税を考える京都の会」が11月22日に結成されました。

    5 平和
    ・第36回京都消費者大会で、平和に、安心して暮らしていくために「憲法9条をまもり、戦争のために税金が使われるのに反対します」という項目を決議案に加え、採択しました。

2 事業の実施に関する事項
 (1) 特定非営利活動に係る事項

1. 消費者問題・くらし・環境問題に関わる意識啓発・教育活動
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(千円)
第36回京都消費者大会税・社会保障を考える10月1日ハートピア京都役員・ボランテイア会員・一般消費者80名425
「食育」セミナー食料問題、地産地消などの啓発6月8日
7月13日
9月12日
ひとまち交流館担当役員会員・一般消費者70名21
「消費者問題」セミナー消費者問題、司法問題などの啓発10月31日
11月24日
12月15日
ひとまち交流館担当役員会員・一般消費者45名28
BSE問題セミナーBSE問題の先端情報紹介4月23日 9月9日ひとまち交流館担当役員会員・一般消費者80名150
有害廃棄物フォーラムヨーロッパの有害廃棄物規制の学習、プラスチックごみ問題を学ぶ6月26日コープイン京都担当役員会員・一般消費者30名124
バス見学企画南光町ひまわりまつりの見学など7月28日南光町、六甲山牧場担当役員会員・一般消費者25名132
京都環境フェスティバル蛍光管適正処理の啓発12月10日―11日パルスプラザ担当役員一般消費者多数16
京都消費者フォーラム高齢者福祉施設問題の学習12月10日―11日パルスプラザ担当役員一般消費者多数48
JAS表示制度セミナー「宇治茶」、「輸入紅茶」7月21日 2月15日コープイン京都担当役員会員・一般消費者95名240
ごはんバンザイ企画ごはん食拡大推進12月7日コープイン京都担当役員・ボランテイア会員・一般消費者200名1078
ユビキタス啓発セミナー食の安全とユビキタス2月13日コープイン京都担当役員会員・一般消費者30名184
CHEJ交流行事レイチェル・カーソン日本協会主催行事に協力9月17日京エコロジーセンター担当役員レイチェル・カーソン日本協会会員・一般消費者30名
地球温暖化防止市民のひろば京都議定書発効1年記念行事(主催:気候ネットワークなど)2月16日ゼスト御池担当役員一般消費者多数
ユニヴァーサルデザイン学習会国際会議を前に学習3月15日ひとまち交流館担当役員会員・一般消費者30名

2. 消費者問題・くらし・環境問題に関わる情報提供活動
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(千円)
ホームページコンシューマーズ京都の活動の紹介常時事務所担当役員不特定多数70
事業概要2005事業報告8月発行事務所担当役員関係団体ほか

3. 消費者問題・くらし・環境問題に関わる調査・研究
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(千円)
化学物質リスク研究会化学物質リスクに関する情報整理ほか通年。合計6回。せいきょう会館登録メンバー研究成果は広く一般消費者にくらしと協同の研究所が経費負担
消費者問題研究会消費者法などの研究12月16日キャンパスプラザ登録メンバー研究成果は広く一般消費者にくらしと協同の研究所が経費負担
家庭系有害廃棄物に関する調査・研究蛍光管の適正処理に関する実証活動(環境省委託事業)12月タニヤマムセン担当役員・担当スタッフ環境省・京都市1570

4. 消費者問題・くらし・環境問題に関わる提言とその実現をめざす活動
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
提出先支出額
BSEに関する意見書意見書提出4月25日事務所担当役員内閣府
京都府地球温暖化対策条例に関する意見書意見書提出6月15日事務所担当役員京都市
消費者団体訴訟制度に関する意見書意見書提出8月11日事務所担当役員内閣府、各政党
京都市ごみ袋有料化に関する意見書意見書提出10月30日事務所担当役員京都市
京都府食の安心安全推進条例に関する意見書意見書提出10月31日事務所担当役員京都府
京都府安心安全な消費生活の実現プランに関する意見書意見書提出11月11日事務所担当役員京都府
BSEに関する意見書意見書提出11月23日事務所担当役員内閣府
京都市食品衛生監視指導計画に関する意見書意見書提出1月17日事務所担当役員京都市
米国産牛肉の輸入全面停止についての声明声明送付1月24日事務所担当役員総理大臣
京都府食品衛生監視指導計画に関する意見書意見書提出2月28日事務所担当役員京都府
近畿農政局との意見交換会意見交換

5月23日
7月26日
9月28日
12月15日
3月10日

近畿農政局担当役員近畿農政局
京都府食の安心安全意見交換会意見交換

9月15日
12月15日
2月23日

京都府担当役員京都府

5. 企業評価を通じて公正な市場、環境調和型社会を実現する活動
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(千円)
環境マネジメント認証業務への参画ISO認証業務への参画通年日本環境認証機構担当役員日本環境認証機構及び受審組織582
企業との対話関西電力
大阪ガス
雪印乳業
ダスキン
9月27日
9月27日
7月19日
2月14日
関西電力
大阪ガス
雪印乳業
ダスキン
担当役員各企業
京都大学ステークホルダー委員会への参画環境報告書の作成2月20日京都大学担当役員京都大学
環境報告書の収集・検討環境報告書の収集通年事務所担当役員関連組織

6. 消費者団体訴訟制度を通じて消費者の権利の確立をめざす活動
事業名事業内容実施日時実施場所従業者の
人数
受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(千円)
消費者団体訴訟制度学習会消費者団体訴訟制度の啓発3月4日ハートピア京都役員会員・一般消費者60名38


(諸団体との連携)
・コンシューマーズ京都が参画・連携している各種団体・ネットワークのなかで役割をはたしてきました。
 全国消費者団体連絡会(全国消費者大会実行委員会)
 関西消費者団体連絡懇談会
 京のアジェンダ21フォーラム
 京都市ごみ減量推進会議
 京エコロジーセンター
 京と地球の共生府民会議
 京都府地球温暖化防止センター
 京都グリーン購入ネットワーク
 気候ネットワーク
 地球温暖化防止京都ネットワーク
 行政の多重債務者対策の充実を求める全国会議
 消費者支援機構関西<新:12月3日結成>
 京都消費者契約ネットワーク
 消費者団体訴訟制度を考える連絡会議
 税を考える京都の会<大型間接税に反対する京都府民連絡会が改組:11月22日>
 生協総合研究所
 くらしと協同の研究所

 

3 運営について
 (1)2005年度総会 4月27日(水)に開催し、下記の議案をすべて可決しました。
  第1号議案 2004年度活動報告・決算承認の件
  第2号議案 2005年度活動計画・予算承認の件
  第3号議案 定款一部改正の件
  第4号議案 役員選出の件
  第5号議案 議案効力発生の件
  総会終了後、関係機関への報告等の手続きを行ないました。
  定款一部改正については京都府から8月23日に認証されました。

(2)理事会 月1回の開催を基本にしてきました。

(3)財政
・会費、消費者大会分担金は2004年度分を基本に要請しました。
・企業評価活動収入 日本環境認証機構
・助成金
  オムロン地域協力基金 (有害廃棄物フォーラム関連経費)
  ごはん食拡大推進事業 (ごはんバンザイ 京のおばんざい事業経費)
  JAS表示啓発事業
  ユビキタス啓発事業
  環境省エコ・コミュニティ事業(蛍光管適正処理)<委託事業> 
・事務局スタッフ給与を支給するようになりました。
  支給対象 原  強(理事長)
         あざみ祥子(事務局長)

(4)税務申告 2004年度決算から開始しました。