コラム烏丸二条発

都市鉱山

[掲示日:2010.02.25]
今年も蛍光管処理施設の見学会を実施しました。おかげさまで定員をこえる参加者があったのに加え、テレビカメラ取材もあり、にぎやかな見学会になりました。今年はいつもの見学先に加え、安田産業伏見工場を訪問し、パソコンや携帯電話からレアメタルを回収したり、電線から銅を回収する作業を見学しました。パソコンの解体を丁寧に行い、パーツごとに分けて、再資源化していくのは、なかなか大変な作業だなと実感しました。それでも、この作業によって得られるレアメタルを鉱山から掘り出してくることを考えるならば、とても意味があるというわけです。つまり、都市に鉱山がある、廃棄物として処理するというのではなく、廃棄物が貴重な資源に生まれ変わるというわけです。これからは、この考え方が大事になるにちがいありません。蛍光管の適正処理を求める活動もまたこのような点から位置づけができるものです。蛍光管の処理にあたる野村興産にしても、もとは水銀採掘事業者であったわけです。それがいまでは蛍光管や乾電池から水銀を回収する「都市鉱山」事業者に生まれ変わったということができるのです。学ぶことが多い見学会でした。