コラム烏丸二条発

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京都市食の安全条例案の委員会審議を傍聴しました

[掲示日:2010.03.11]
3月10日、京都市会教育福祉委員会は「京都市食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例案」の審議を行いました。議員の質問で浮かび上がった問題点は、あらかじめ示された条例骨子案から条例案になるに際し、いくつもの重要な条文が脱落したのはなぜか、ということでした。理事者の説明は、結局、食品衛生法及び「京都市消費生活条例」で決められたことと重複した規制条項は必要ないということでした。それならばなぜ骨子案の段階できちんとしなかったのか、ということも指摘されました。京都市がいざというときに使う「切り札」をもてない条例はいかがなものか、これで本当に条例をつくる意味があるのか、との指摘もありました。条例案が提案されるまでのプロセスについての質問に対する説明で示されたことですが、そもそも骨子案が庁内スタッフのワーキンググループだけで作成されたという説明を聞くと、市民とともに京都市ならではの条例を作るという姿勢を感じとることができませんでした。とても残念なことです。いま提案されている条例案は骨子案からも大きく後退したものといわねばなりません。京都市会の最終本会議は19日です。それまでに調整が行われ、よりよい条例が制定され、「安心して食べたい」という消費者の願いにこたえた食の安全・安心行政が歩みはじめることを強く願うものです。