コラム烏丸二条発

お葬式

[掲示日:2010.04.14]
「お葬式」は突然やってきます。そのとき、多くの場合、大事な人を失ったことにより冷静さを失い、不安定な心理状態に置かれます。他方では、そのようななかで実に多くの未経験のことを決定し、行動に移さなければなりません。思いがけなく大きなお金が次々動いていきます。
このような「お葬式」を消費者問題という視点からとらえると、いくつもの問題がうかびあがります。何といっても葬儀サービスにあたる事業者との交渉です。契約当事者として冷静さを失わず、「すべておまかせします」というようなことは絶対にしないで、納得いくまでよく聞き、きちんと見積もりを出してもらい、どこまでのサービスが提供されるのか、料金は妥当なものか、よく確認することがとても大事なポイントです。この点があいまいなままであると、事がすんだあとで、思いがけない請求書が来てビックリということになりかねません。多くの場合、支払いもキャッシュで、その場で、ということになります。あとでキャンセルがきくことはありません。よくよく注意してかかることが必要です。
とてもむつかしいのが「お寺さん」などのお礼です。これは料金表があるわけではありません。宗教的な要素が加わるので独自の判断基準も加わってきます。それでもまとまったお金が動く部分であることは間違いありません。
いずれにしても、日本の「お葬式」には200万円から300万円あまりの費用がかかるといわれています。いざとなってあわてないように、日頃からの心がまえ、情報整理が必要です。
といっても実際には「エイヤー」で事にあたることになるのが実態なのですが。