コラム烏丸二条発
消費者が頼りにする国民生活センターへ
- [掲示日:2010.05.26]
- 京都消費者契約ネットワークの総会の記念講演会がもたれました。講師は、このほど国民生活センター理事長に就任された野々山宏弁護士でした。京都の消費者運動のリーダーであっただけに、弁護士、消費生活相談員など多くの聴衆が野々山氏の講演に耳を傾けました。突然、国民生活センター理事長に就任するに至った経緯、就任直後に、独立行政法人の「事業仕分け」の対象になり、その対応に責任者として苦心したことなど、興味深いお話であったと思います。お話を聞きながら強く考えさせられたのは、野々山氏も聴衆に問いかけられたように、国民生活センターがいったい何をしているのか、あまりにも知られていないということです。消費生活センターの関係者は消費生活相談情報が集約されるシステムとの関係で日常業務の中に位置づくのでしょうが、一般消費者となれば、足元の消費生活センター自体の認識もあまりないなかで、消費者庁との関係もふくめて、国民生活センターとは何かがわからないのではないでしょうか。この際、野々山氏には、広く消費者が頼りになる存在だと思える国民生活センターに生まれ変わっていくよう先頭に立ってリードしていただきたいと思いました。