コラム烏丸二条発

NPO会計基準

[掲示日:2010.06.01]
NPO法人会計基準(案)が準備されています。準備しているのは「NPO法人会計基準協議会」です。NPO活動にかかわる会計専門家やNPO支援にあたる組織の代表らで検討がすすめられ、このほど「最終案」がまとめられたというのです。5月31日、京都でもこの「最終案」についての説明会が行われ、さまざまな意見交換が行われました。NPO法人の会計については会計の専門スタッフがいない組織では決算をまとめるための苦労がたえないのが実態です。また、もともと活動や事業の内容がさまざまな実態があるわけで、会計報告もそれを反映した様式がつかわれています。しかし、他方では、NPOが社会的にその役割を認められるためには今回検討されてきたような会計基準があってもよかったわけです。提案されている内容についてはそれなりに受けとめることができると思いますが、NPO法人の側で実際にこの会計基準にしたがって決算を行い、報告書をまとめていくためには、それができるようにさまざまなサポートが不可欠だといえます。さまざまな組織が年度総会をもつシーズンです。会計基準(案)の説明を聞きながら、NPO法人や市民団体、パートナーシップ組織がどのような決算書や事業報告書をまとめているか、あらためて注目してみたいと思ったところです。