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大雪山を思いながら考えたこと

[掲示日:2009.07.21]
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世の中に流通する様々な商品を利用して事故が起こった場合、特にそれが人命に関わったとき・・・。 

PL法制定以降、販売(製造)側のミスを追及するケースは増えていますが、消費(利用)者側のミスについて語られることは少なく、しかし現実問題として大きな課題がそこにあると思います。 

こんにゃくゼリーを凍らせた状態で、しかも小さく切らずに子どもの喉の大きさより大きい状態で食べさせた、消費(利用)者側の行動はどうだったか。どこまで懇切丁寧な注意書きを販売(製造)側に求めるのか。では、もっと大きくもっと丁寧に注意書きを徹底していたら事故は防げたのか。
 
防寒着の用意をするようにと指示があったのに、防寒着の用意せずに登山に向かった、登山旅行パッケージの消費(利用)者はどうだったか。亡くなった方全員がそうだとは言い切れないけれど、防寒着さえあれば持ちこたえられた人がいたかもしれない。防寒着を用意してない消費(利用)者を参加させた販売側のミスなのか。では、指示通りに準備しなかった側にはミスはなかったのか。
 
もちろん、販売(製造)側のミスを的確に指摘して責任追及することを否定しているのではありませんし、そのための法整備が整っていくことは社会の成熟度をはかる一つの試金石だと思います。 

ですが上記の問いかけは、消費(利用)者としてさまざまな商品を利用する際に最善の注意を払って自分に不利益にならないような行動をこころがけていますか?という、自分への戒めであり、これから社会に出ていく子どもたちへの強いメッセージでもあります。 

自分を顧みるより、他人を追及することの方が、簡単な世の中ですから。そこに胡坐をかかぬよう、自分の頭で考えて判断できるように、これが消費者としての最大のパワーだと思います。